生まれてからのアトピー経歴 4
真っ赤な顔(額)、吹き出す粉と汁。
毎日ベランダで粉を落とし、保冷剤を額に当てて、ワセリンで粉を
目立たせなくして出勤。あまりに辛く、会社に行く前、一人泣いたこともありました。
三十過ぎたおっさんが朝から泣いているのも異様ですが、そのくらい辛い病気なのです。アトピーは、体の痛みや痒みからレジャーやレクリエーションを楽しめず、周りの目を気にして伏し目がちになり、友人もできない。
当然、結婚もできない、仕事もバリバリできない。
詳しくなるのはネットから得た知識と中途半端な薬の知識。これでは、自殺者がでることも理解できる。
国は、もっと補助を厚くしてほしい。この難病奇病で苦しむ人が減ってくれれば、何よりである。
少々脱線したが、アトピーが悪化してから、自分でも色々と試した。
・木酢液を風呂に入れる
・水素水
・コラージュフルフル
・鼻うがい
・ダニ対策寝具
・ミトン
基本的にどれも効果らしいものは見られなかった。。。
また、学生時代に脱ステで完治させた経験から、大阪でも脱ステ医を探した。幸い、近くに、渋谷皮膚科という脱ステ医を発見し、早速出向いた。
https://www.shibutanihifuka.net/
こちらの方針は、
①なにも塗らないのがいい(アズノールやモクタールはくれた)
③漢方もいくつか
こんな感じだったと思う。血液検査も定期的にやるし、目を擦ると網膜剥離になるからと、眼科に行くことを進められた。(眼科では特段問題なし)
学生時代のときのように、脱ステ医に通ったからといって、今回はすぐに良くならなかった。渋谷皮膚科に通って、何だかんだ1年ちょいは完治までかかった。その間に、
東京出張の際は藤澤皮膚科までわざわざ通ったり、ステをもらいに大阪回生病院に通ったり、かなり浮気をしていた。大阪回生病院は、星状交感神経節にレーザーを当て、交感神経の緊張をほぐすという治療をやっており、これも利用した。
利用できるものは何でも利用した。
(参照URL)http://www005.upp.so-net.ne.jp/windy/page21.html
ただ、きつい部署にいたせいか、どんどんと悪化していき、ついには脱毛が始まった。
アトピーはつまるところ免疫の暴走であり、その暴走が毛根を攻撃したものと勝手に推測した。髪を洗うと手にはドサっっと抜け毛、朝起きると枕に大量の抜け毛。。。
絶望したが、何を対策していいかわからず、どうすることもできなかった。
ステイロドをどっと塗ればよかったのかもしれないが、結果としてある段階で抜け毛は減ってきて、ハゲ化は止まった。小生はくせ毛気味の剛毛なので、そこまでは目立たなかったが、風が吹くとかなりハゲが目立ったと思う。
普段も綿埃が頭に乗っているような髪になってしまった。
2015年の夏ごろが悪化のピークであったが、幸い異動がでて、きつい部署を脱出した。